スパンセット ラウンドスリング、ベルトスリング、エッジプロテクション|株式会社ルッドリフティングジャパン
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➍➎3➋➌➊+-➏➐➊ポリエステル、及びポリアミドで製造されているベルトスリング、及びラウンドスリングの使用・保管可能温度は-40℃~+100℃です。またポリプロピレンで製造されているベルトスリング、及びラウンドスリングの使用・保管可能範囲は-40℃~+50℃です。➏ジョーカーフックを使用しての正しい延長方法➐注意!決してベルト・ラウンドスリングを、結びつけて延長してはなりません。材料について繊維スリングは、丈夫なマルチフィラメント糸で製造されなければなりません。ポリエステル(E)、ナイロン(N)、若しくはポリプロピレン(PP)のどの材料であろうが、ベルトスリング及びラウンドスリングは、単一の材料で製造される事のみ許されています。適切な吊り具を選択する際、すべての重要な環境的条件を考慮しなければなりません。過度な温度、若しくは、酸や、腐食性のある溶液などの劇物は、繊維スリングの耐久性を低減し、使用不可にしてしまいます。一目でわかるスリングの最大使用荷重スパンセット製品は、ラベルとカラーコード(写真❷)で適切なベルト、及びラウンドスリングの選択が容易に出来ます。スパンセットが発明し適用温度範囲た「使用荷重によるスリングの色分け」により、耐荷重が充分であるかどうかの見分けが一目で出来ます。使用荷重(WLL)は、様々な吊り方により変化します。より重い荷重を吊り上げる事を考慮し、基本使用荷重に加えて、一般的な吊り方での使用荷重を図を用いてラベルに直接表記しています。基本使用荷重[kg]正しい方法で、長さ調整ラウンドスリング、若しくはベルトスリングの長さを調整したい場合、決して別のスリングを結び付けてはなりません。これは、繊維に不適切な荷重がかかり、荷重容量を急激に減らし、事故が発生する要因になります。ジョーカーフック(7ページ)を使うと吊り具の長さを安全に延長する事が出来ます。01 重量を確認吊り作業を安全に行うには、吊り荷の重量を確認する事は絶対に必要な条件です。設計仕様、船積み書類、プレート表示などを確認して下さい。また、重量計付きクレーンやロードセルで重量が分かります。常に、労働安全上の目を持ち、施行されている事故防止規則に従って下さい。02 重心を考慮クレーンのフックは、常に重心の真上になければなりません。非対称の荷重に関しては、個々のスリングの強度と長さを決定しなければなりません。03 傾斜角の決定事前に、吊り角度は決めておかなければなりません。β角度が60度を超えてはなりません。スパンセットの使用荷重カード➍や、リフティング・アプリ➎を使用し、角度を測定して下さい。04 吊り作業中の安全吊り荷の角の半径「r」が、吊り具の直径・厚み「d」よりも小さい場合は、シャープエッジであると考えられます。「ナイフのような角」だけではなく、典型的な「丸みを帯びた角」も含みます。エッジプロテクション(10~16ページ)で吊り具の保護をして下さい。適切な吊り作業の基本的ルール+100° C-40° C500 kg1,000 kg2,000 kg3,000 kg6,000 kg4,000 kg8,000 kg≥10,000 kg5,000 kg適切なスリングの選定繊維スリング使用上の注意

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