SpanSet NoCut(ノーカット)|株式会社ルッドリフティングジャパン
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i例:半径「r」18mmのエッジは、マグナムプラス20トン(荷重下での厚さ「d」22mm)にとってはシャープエッジです。適切なプロテクションを選定するために、エッジ半径「r」と、荷重下での厚さを明記したスパンセットの製品情報表(7ページ)をご利用下さい。rd3登場からわずか数年で、シャープエッジの吊り作業において、ノーカットスリーブ、ノーカットパッドは、繊維スリングの保護材として必要不可欠な存在になりました。多くのユーザーの悩みであったシャープエッジ対策のために開発されたノーカットは、最先端の技術により、耐切断性、材料安定性、使いやすさを改善し、ユーザーと共同で協議やテストを重ねた結果、優れた製品へと進化していきました。しかし、シャープエッジの定義とはどのようなもので、どのようにスリングを守ればよいのでしょうか?たとえ刀物のように鋭くなくとも、エッジはスリングを傷つけてしまうのです。 シャープエッジに関しては、下記事項に注意しなければなりません。最優先すべきは安全性安全な吊り作業をするために、吊り荷の形状・重量・大きさに関わらず、ベルトスリングやラウンドスリングがエッジに接触していないように注意する必要があります。繊維スリングが損傷すると、吊り荷が落ちてしまう危険性があります。ご存知ですか!?注意! プロテクションの選定には「荷重下でのスリングの厚み」を    必ず知っておく必要があります!ドイツ労働保険組合の規則([BGR]500のチャプター2.8)や、その他ヨーロッパ諸国における規格によれば、エッジの半径「r」がスリングの厚さ「d」より小さい場合、シャープエッジと定義されます。シャープエッジ: r < d簡単により良くより強くシャープエッジ対策に!エッジから保護し高い安全性を確保

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