吊りクランプ一覧
吊りクランプとは、鋼板や形鋼などをつかみ、クレーンで安全に吊り上げるための吊り具です。
吊り荷を直接挟んで保持するため、吊り穴の加工や吊りピースの溶接をせずに吊り上げることができます。
吊りクランプの製品一覧
吊りクランプの役割
ROLE
スパンセット(SpanSet)社の吊りクランプは、安全性を最優先事項としています。
課題と解決策
PROBREM AND SOLUTIONS
よくある課題
①従来のクランプは極めて重く、高所や不安定な足場での装着作業が作業員の肉体的疲労を招き、それが装着ミスという人的エラーを誘発する一因となっていました。
②クランプが過負荷(オーバーロード)に晒された際、目視では判別できない微細な永久変形が発生し、そのまま使用を続けることで突然の破損や吊り荷の脱落を招くという「見えないリスク」が放置されていました。
解決策
①吊りクランプの軽量化を実現
②過負荷インジケーター(矢印)を刻印し、本体が変形しているかどうかを測定可能に
選定基準
SELECTION CRITERIA
吊りクランプの選び方
以下の基準を持って選定いただくことで安全性を向上させられます。
- 1 【材料の硬度と適合性】表面硬度は十分か?クランプの歯(ジョー)が、対象物にわずかに食い込むことで保持力を発生させるため、対象物の表面硬度をチェック
- 2 【板厚】カムの噛み込み角度は十分か?開口ギリギリでの使用は不安定になるリスクがあります。
- 3 【最小荷重】軽量すぎる対象物を吊る場合、自重でカムが噛み合わず滑り落ちる可能性があります。最小荷重に達しているか、または「最小荷重制限なし」のモデルか?
- 4 【作業方向】吊り荷を床に寝かせた状態から垂直に立てる(180度反転)作業が含まれるか?
- 5 【吊り角度】2本吊りなどでクランプに横方向の荷重がかかる場合、その角度が許容範囲内か?
- 6 【温度範囲】極寒地や製鉄所などの高温環境で使用する場合、製品の動作保証温度が適応しているか?
- 7 【コンプライアンス】法令遵守(定期点検義務)の観点から、点検履歴をデジタル管理できるか?
現場効果
EFFECT
・重大労働災害の未然防止とリスクコストの低減
スパンセット(SpanSet)社の吊りクランプのインジケーター技術は、異常を「発生前に」予兆として捉えることを可能にし、現場のリスクを管理可能なレベルまで低減させられます。
・作業効率の向上
超軽量設計は、作業員の身体的負担を劇的に軽減します。
・デジタル化によるメンテナンス管理の簡素化
内蔵されたRFIDチップと管理システム(IDXpert Netなど)を活用することで、法定点検の時期を自動で管理し、個体ごとの履歴を瞬時に確認できます。監査時にも即座に証明書を提示できる体制を構築できます。
・セルフメンテナンスで点検時間の最小化
ジョーやバネ、ピンなどの消耗部品をまとめた「メンテナンスキット」を提供しています。現場で摩耗部品を交換できるため、修理に出すことによるツールの不足や待機時間を最小限に抑えることが可能です。
吊りクランプの特徴
FEATURES
新素材採用により軽量化が実現し安全性の向上に貢献
スパンセット(SpanSet)社は、カーボンファイバー複合材を採用したグラディエーター(Gladiator)吊りクランプや、Naxtra鋼で60%軽量化したエクソセット(Exoset)吊りクランプなど、素材工学の先端技術を走っています。
世界唯一のDNV認証による信頼性
エクソセット(Exoset)が保持するDNV-ST-0378認証は、世界で最も厳しい安全基準の一つです。この認証は、製品が単なる「理論上の安全」ではなく、「実戦における極限の安全」を備えていることの証明します。
特に安全基準が厳しいオフショア、エネルギー産業、公共工事において、選定の決定打とされています。
安全の可視化
「まだ使えるだろう」という曖昧な判断を排除し、過負荷インジケーターや締め付け確認インジケーターによって、誰もが客観的に安全を確認できる仕組みを提供
豊富なバリエーション
・標準タイプ (EVU / AD):一般的な構造用鋼材(最大364HV / 37HRC)に適応
・高硬度タイプ (EVU H / AD-H):Hardox(ハルドックス)鋼などの耐摩耗鋼板(最大473HV / 47HRC)に適応
・ステンレス鋼用 (EVU S / AD-S):接液部がステンレス製、あるいは特殊処理されたモデル
などと、現場に合わせた適応力が選ばれています。
品質の保証
QUALITY ASSURANCE
スパンセット(SpanSet)社の吊りクランプは、世界各地の主要な安全規格に準拠しており、グローバルなプロジェクトにおいてもそのまま採用可能なスペックを誇ります。
・DNV (国際):DNV-ST-0378
エクソセット(Exoset)が取得済み。オフショアおよびプラットフォーム用吊り上げ器具の型式承認。
・EN (欧州):EN 13155
吊り具の安全性に関する欧州統一規格。設計、強度、試験方法を規定。
・ASME (米国):ASME B30.20
吊り具の運用・保守・検査に関する米国規格。
・AS (豪州):AS 4991
吊り上げ装置および関連機器の豪州基準。厳しい繰り返し負荷試験を要求。
・CE (欧州):2006/42/EC
欧州機械指令。欧州域内での流通に必須となる安全性と健康保護の基準。
・ISO (国際):ISO 9001
製造プロセス全体の品質管理体制の証明。
これらの規格群への適合は、単に書類上の手続きに留まらず、実際に2,000,000回の負荷サイクルテストや、使用荷重の6倍の破壊荷重テストといった、物理的な裏付けに基づいています。
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