ラッシングポイント一覧
ルッド(RUD)社のラッシングポイントは、重量物の輸送現場における「荷崩れ」や「貨物落下の事故」を無くすために開発されています。
ラッシングポイントの製品一覧
ラッシングポイントの役割
ROLE
重量物や精密機器の輸送現場において、貨物の移動、転倒、あるいは滑落は、「防げたはずの事故」であることも多く、RUD(ルッド)社は、150年以上の歴史の中で培った冶金技術と安全哲学を基盤にラッシングポイントを開発しています。
現場の作業員が「感覚」で固定するのではなく、加速度や摩擦係数に基づいた科学的な計算によって最適な固定を実現できるよう、製品設計そのものに安全を組み込むことを目指しています。
課題と解決策
PROBREM AND SOLUTIONS
よくある課題
①一般的なアイボルトが固定具として流用されている。
本来「垂直方向の吊り上げ(リフティング)」を主目的として設計されており、輸送現場で常態化している「斜め引き」や「横引き」の負荷に対しては極めて脆弱です。
②荷重表示の不明確さ
ラッシング専用の許容張力(LC)が表示されていないことが多く、現場での誤用を招いています。
③エッジでの摩耗
固定ポイントが静止しているため、チェーンやベルトが構造物のエッジに接触し、破断の原因となってしまいます。
解決策
①輸送現場で常態化している「斜め引き」や「横引き」の負荷に対応しているラッシングポイントを使用する。
②製品本体にラッシング容量 LC(daN単位)が明確に刻印されているため、安全性を証明できます。
③リンクが荷重方向に直線的に配列されるため、固定具がエッジに触れるのを防ぎます。
選定基準
SELECTION CRITERIA
ラッシングポイントの選び方
適切なラッシングポイントの選定は、貨物の安全を担保するための最も重要です。以下の基準を持って選定いただくことで安全性を向上させられます。
- 1 製品仕様:ラッシング容量(LC)が製品に明記されているか?
- 2 可動範囲:リンクが360度回転し、180度倒れるか?
- 3 母材強度:取り付け面の厚みと強度は十分か?
- 4 環境条件:使用温度範囲に対応しているか?
- 5 保守管理:摩耗マーク(インジケーター)があるか?
- 6 適合性:使用するフックの安全ラッチが閉まるか?
- 7 法的認証:DGUV(BG)等の第三者機関の認証はあるか?
現場効果
EFFECT
「破断リスク」の最小化や作業効率の向上
「リフティングポイントをラッシングに流用する」という曖昧な運用を廃し、専用のラッシングポイントを設置することで、以下の効果が実現します。
・「破断リスク」の最小化
RUD製品は全方向に荷重を分散・追従できるため、急ブレーキや不整地走行による衝撃荷重(ショックロード)が発生しても、固定部が破壊される確率を極めて低くすることができます。
・メンテナンスコストの削減
特許取得済みの摩耗マークにより、点検作業が迅速化。また、製品本体の蛍光ピンク塗装は、薄暗い荷台や作業現場でも視認性が高く、フックの掛け忘れや目視点検の漏れを防ぐ効果があります。
・貨物の保護
リンクが荷重方向に倒れるため、ラッシングチェーンが貨物の角を傷つけるリスクを軽減し、貨物損傷による損害賠償リスクを低減します。
ラッシングポイントの特徴
FEATURES
革新的な材料技術とICE-Bolt
RUD社は自社で鋼材の熱処理工程をコントロールしており、その成果が「ICE-Bolt」に代表される超高強度ボルトです。
・ダウンサイジングの実現:
ICE-Boltは、従来の8.8級や10.9級のボルトと比較して、同一のネジ径で圧倒的に高い破断強度を誇ります。例えば、M24のICE-Boltは、M30の8.8級ボルトと同等以上の強度を提供しています。
・耐水素脆性: 特殊な冶金組成により、高強度ボルトの宿命であった水素脆化のリスクを大幅に低減しており、長期にわたる安全性を担保する。
・靭性の確保: 硬いだけでなく「粘り」があるため、衝撃を受けても一気に破断せず、塑性変形を伴うことで事故の予兆を知らせることができます。
徹底した「安全の可視化」機能
現場での誤用や劣化を「誰でも見抜ける」ようにする工夫が随所に施されています。
・温度インジケーター:
独自のピンク粉体塗装は、規定以上の熱に曝されると色が変化する特性を持ち、熱による強度低下を視覚的に警告します。
・特許取得の摩耗マーク:
リンクの側面に設けられた「くぼみ」が、使用限界である10%の摩耗に達すると消える設計となっており、点検の属人化を防ぎます。
・ラッシング容量LC刻印:
鋳造や鍛造段階で荷重値が刻まれているため、長年の使用や過酷な環境で塗装が剥げても、許容荷重を読み取ることが可能なため誤用を防げます。
デジタル管理ソリューション「Blue-IDシステム」
・RFIDチップの標準埋め込み
ラッシングポイントの本体にRFIDチップがプレスフィット(圧入)されているため、専用のスマートフォンアプリやリーダーを使用することで、瞬時に製品を識別し、クラウド上の点検履歴にアクセスできます。これにより、数千点に及ぶ固定具の定期点検を、紙の台帳なしで効率的かつ正確に遂行できます。
品質の保証
QUALITY ASSURANCE
・EN 1677
合金鋼鍛造部品の安全基準。100%の亀裂試験と4:1(吊り)または2:1(荷締)の安全率を規定
・ISO 15818
土木建設機械のラッシングおよびリフティングに関する国際規格。
・DIN EN 1090
鋼構造物の溶接施工に関する基準。溶接タイプのラッシングポイントは、この基準に沿った溶接プロセスを前提に設計されている。
・DGUV (BG)
ドイツの労災保険機関による認証。最高レベルの安全性が公的に認められた製品にのみ与えられます。
・ASME B30.26
米国のリギングハードウェア規格。世界的な汎用性を保証。
製品を探す
Search
-
カテゴリーから探す
-
ブランドから探す
-
用途から探す